島根大学法文学部山陰研究センター
 

地域社会問題研究会
第6回研究会

日時2006年2月21日(火)  18:30-20:30
場所島根大学法文学部棟2階 多目的室
会費資料第300円(学生無料)

話題提供者島根大学生物資源科学部 一戸俊義
テーマ島根県中山間地における肉牛生産方式
概要
島根県における肉牛農家戸数は2110戸(35100頭)であるのに対し、酪農家は226戸(10800頭)である。島根県の肉牛農家の大半が肥育用素牛(10ヶ月齢、280kg程度)生産農家であるのが特徴といえる。島根県における肉牛繁殖農家戸数は漸減傾向にある。中山間地を多くかかえる島根県は、放牧を主体とした肉牛生産が可能と考えられる。本研究会では、従来の舎飼いによる素牛生産と対比し、放牧を主体とした黒毛和種牛の生産方式について解説する。併せて、営農、中山間地振興、流通に関する提言をいただき、肉牛生産システムの確立に資する情報を交換したい。

第7回研究会

日時2006年3月20日(月) 18:30-20:30
場所島根大学法文学部棟2階 多目的室
会費資料第300円(学生無料)

話題提供者島根農産物振興サポートセンター  代表者 高尾倫弘さん
テーマ特産品造りを通じ、見えてきた島根が抱える問題とは
概要
1) 唐辛子、山椒
2) 新形質米(機能性を持つ新しい米)
3) ブルーベリー栽培
4) しまね麦の会
地域の町造りと、住民の生き甲斐対策を目的に始めた特産品造りは、外野席からの風(賛同・非賛同)が吹き始めてきました。

第8回研究会

日時2006年5月17日(水) 18:30-20:30
場所島根大学法文学部棟2階 多目的室
会費資料第300円(学生無料)

話題提供者島根県地域振興部地域政策課課長代理  田部 宏治 さん
テーマ人口減少時代の定住促進策について 〜「田舎あっての都会」の提案〜
概要
国立社会保障・人口問題研究所の予想よりも早く、2005年に全国の総人口が減少に転じました。わが国はこれから長い人口減少・高齢化の時代に突入するとともに、07年からは「団塊の世代」の大量退職が始まるという時代の転換期にあります。
昨今の効率性一辺倒の国の動向の中、現代社会は様々な課題や弊害を抱えていますが、都市住民には「田舎暮らし」や「ふるさと回帰」への志向があります。こうした中で、島根県は都会にない田舎ならではの良さを活かした定住施策を推進・模索しています。

第9回研究会

日時2006年6月22日(木) 18:30-20:30
場所島根大学法文学部棟2階 多目的室
会費資料代300円(学生無料)

話題提供者一橋大学院商学研究科修士課程1年・2005年4月〜斐川町産業支援NPOアドバイザー・
2006年4月〜島根県中山間地域研究センター客員研究員
尾野寛明さん
テーマ地域産業おこしにおける,文系産学連携の手法
〜地元大学生が地域のまちおこしに関わる仕組みのつくりかた
概要
中小企業の経営革新に、観光活性の起爆剤に、何百万という投資をする前に、ローリスクでできる実験。それが、学生の活用。「学生はプロでないから信用できない」「地方大学は負け犬意識が強くて特に駄目」ちがーう!駄目なのは学生の使い方が下手糞なあなたのほうです。地元行政・経営者たちに必要なもの、それは未発掘の人材に対する投資感覚、そして地域の貴重な若い人材を発掘育成する責任を自らが多大に背負っているという人材育成の感覚。斐川の温泉に、海士の海産物PRと公立学校教育に、地元島根から、はるばる東京から、学生が実際に入り込む仕組みがスタートしています。匹見でも、川本でもはじまろうとしています。そんな現状報告と、地元行政や経営者がなすべき役割をお教えします。

第10回研究会

日時2006年7月20日(木) 18:30-
場所島根大学法文学部棟2階 多目的室
会費資料第300円(学生無料)

話題提供者島根大学法文学部助教授・松江市公共交通体系検討委員会委員長 飯野公央
テーマ松江市の公共交通(バス交通)のあり方について
概要
新松江市の誕生に伴う新しい公共交通のあり方が議論されています。ご承知のように、全国的にみても地方都市における公共交通は衰退傾向にあり、住民生活を支える移動手段の確保が重要な問題となっています。しかし他方で国や県からの補助金も削減される傾向にあり、その存続がますます困難になりつつあります。
今回は、松江市の公共交通体系検討委員会での議論の様子やこれからの松江市の公共交通のあり方について、まちづくりや財源問題などの論点を踏まえた話をし、議論を深めたいと考えています。